コンビニ日記

生涯に後何回コンビニに行くのだろう?

今日の一冊

題:人生逆戻りツアー

著者:泉ウタマロ

 

運命とは何か。運命は本当に存在するのか。偶然の出来事も実は必然的に起こるようになっているのではないか。人生にはいくつもの出会いがあり、それらの出会いは奇跡だという。しかし、今まで出会った人、これから出会う人は必然的に出会っているのではないかと思う。そして人や物との出会いが人生を良くも悪くも変える。人生、どこで誰と出会い自分の人生にどの程度の影響を与えるのかわからない。だから面白いのである。

 

子供のころは大きな夢を持ち、それが叶うと信じている。しかし大人になるにつれ、夢を諦め現実的な思考になっていく。子供のころからの夢を叶える人は少ない。しかしこれもまた必然的ではないかと考えさせられる。主人公は画家になるという夢を子供のころ抱く。絵をかいて、クラスの前で発表することになる。しかしその絵を見たクラスの人は笑う。母親にもその絵を見せるが怒られる。その絵を評価してくれる人は誰もいない。夢をバカにされ、画家をあきらめてしまう。主人公の元嫁はモデルを夢見る。そしておばちゃんはその夢を応援してくれる。そのように育てられてきたため、40歳になりもう一度モデルの夢を追いかける。

夢を持つことは誰でもできるが、夢を叶えることは誰でもできることではない。夢を叶えるようにするにはその夢を応援してくれる人がいる。その応援者がいてくれることがとても大切であるのだと思う。

 

「確信こそが鍵なのだ。まさに宇宙を動かすものだ。」

 

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